自宅でもBARで出てくるような透明な氷でウイスキーを飲みたいあなた!
今回は、そんなあなたに送ります。
お店で飲むお酒と自宅で飲むお酒。
プロのスキルは勿論あれど、最大の違いは氷でしょう。
BARの氷は氷屋さんで仕入れている純氷を使う場合がほとんどですが、自宅でもひと手間かければ自分で透明な板氷を作ることができるんです。
自宅の氷とBARの氷の違い
BARで使われる氷は、キレイな透明ですよね。
水道水には塩素やカルキなどの不純物が含まれており、これを急速に凍らせると白く濁ってしまいます。
氷屋さんの氷はマイナス5度〜10度で48時間以上かけてゆっくりと凍らせますが、家庭の冷凍庫の温度はマイナス15度〜18度程度。
不純物の含まれた状態の水道水を急速に凍らせているので、白く濁った氷になってしまうのです。
その氷が溶け出す=不純物も溶け出すので、不純物の少ない純氷とは味が変わってしまうわけですね。
不純物が少ないと、溶けにくい氷ができることもメリットです。
透明な氷の作り方
水道水を使った家庭の冷凍庫でも、ひと手間かければ純氷に近いような透明な氷を作ることができます。
ポイントは2つ!
①不純物をできるだけ取り除く
②ゆっくり凍らせる
①事前準備
1:発泡スチロールのクーラーボックス
100均に売ってます。
うちのはダイソーで購入しました。
2:できるだけ不純物の少ない水
できるなら、ミネラルウォーターを使いましょう。
ミネラルも不純物になってしまうため、ミネラル分が少ないものを選ぶことがポイントです。
水道水を使う場合は、一旦沸騰させると不純物を取り除くことができます。
・・・まあ、これは余裕があったらやってください。普通に水道水使って次の段階からやっても十分です(爆)
3:アイスピック
1本刃より、3本刃がオススメです。
②クーラーボックスに水を入れて冷凍庫へ
発泡スチロールのクーラーボックスのおかげで、ポイント②のゆっくり凍らせるができます。
丸2日ほど放置します。
③氷を取り出す
逆さにして取り出すと、クーラーボックスの底の方にあたる部分はまだ凍っていないかもしれません。
水が残っている場合、ここに不純物が残っています。
凍っている場合は、底の方が白く濁っています。
これが不純物なので、アイスピックで削り取ります。
④板氷完成
不純物を取り除くと、キレイに透明な板氷になりました。
これを適当なサイズに割ってもよし。
丸氷にしたい場合は、ここから良きサイズに分けて、削っていきます。
削るのが難しいけど丸い氷で飲みたい方は、こういう製氷皿であらかじめ丸く凍らせるのも手です。
⑤ジップロックに入れて冷凍庫で保存
ジップロックに入れて冷凍庫で保存します。
また、そのまま保存すると氷が痩せて、表面から白くなっていってしまうので注意。
丸氷の作り方
製氷皿であらかじめ丸く凍らせるか、板氷から削り出すか。
板氷から削り出すのは素人には難しいですが、ざっくり解説します。
①板氷を立方体に割る
氷をロックグラスにギリギリ入らない程度の立方体にします。
②8つの角を削り取る
立方体の角を落としていきます。
③丸くする
くるくる回しながら、丸く整えます。
終わり。使うまで、ジップロックに入れて冷凍庫でさらに冷やしましょう。
まとめ
これで皆さんも自宅で美味しい氷でお酒が飲めますね!
Let’s 宅飲み!!
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